まにわ里山留学

里山留学って?

まにわ里山留学は、真庭市ならではの山村留学制度です

山村留学とは一般的に、自然ゆたかな農山村や漁村に、都市部の小・中学生が1年単位で移り住み、地元の小・中学校に通いながらさまざまな体験をすることです。

真庭市では、そんな「山村留学」を「まにわ里山留学」と呼んでいます。
あえて「里山」としているのは、里山という言葉の持つ「自然と人が、ともに生かされ、生きていく」意味合いそれをとても大切にしているからです。

対象は、小学3年生から中学3年生まで。
そして、コースは3種類。
「短期コース(1泊2日あるいは2泊3日)」
「中期コース(1週間程度)」
「長期コース(1年単位)」の3つのコースです。

短期コースは気軽に参加ができ、中期コースは「里山の暮らし」が体感できます。
長期コースでは、一生ものの経験とひとに出会う「つながり」が生まれます。

(2023年度は、真庭市中和地区で実施します)
※2024年度からの長期コース(中和地区)は小学4~6年生の対象を予定しています。
詳しくは募集要項をご確認の上、ご相談ください。

里山での暮らしが、世界につながっていく

焚き火をかこみ、土をふみ、水をくむ。
木を切って、ひとと語らう。
ゆたかな自然とともに生きてきた「暮らし」は、さかのぼってみれば、日本に限らない「この世界」共通のいとなみです。
そうして、ひとは知恵と工夫を重ねて「生きる力」を育んできました。

そんな「生きる力」の源流を感じてもらうため、これまで真庭市では、プログラムを通じて、世界各地のいろんなひとたちを招いて、いろんな国の「暮らし」を体感、交流してきました。

アメリカ・ペルシャ・デンマーク・フランス、ベトナム・ブラジル・メキシコ・イスラエルなどなど……。

そのプログラムは、今後も「まにわ里山留学」で実施していく予定です。

みんなで対話しながら、一緒につくっていく

ここには、こちらがすべて用意した、レールを敷いたようなプログラムはありません。
子どもたちの「声」はもちろん、保護者さんとの「対話」を通じて、一緒にプログラムからつくっていく「参加型」の山村留学です。

子どもたちを「お客様」として捉えるのではなく、本当の意味での「主体」として関わってもらえるようわたしたちは「里山」というまっしろなキャンバスをご用意しています。

ひと、しぜん。ともに生きる原点をたどって。
〜まにわ里山留学〜